マクロというもの

マクロとは

 LOLにおいて重要な知識の総称であり、この知識の有無がレートと直結するものです。

 有名どころで言えばバロン・ドラゴンのベイトであったり、カウンターgankであったり、直接的なプレイへの影響であるミクロの対称的なものになります。

 簡単に言ってしまえば、人数差を生かしてゲームを終わらせよう、というものです。

 LOLにおいて、人数差というものの影響は大きく、試合の勝敗に直結することが多々あります。

 人数差を生かしてKILLを取るであったり、オブジェクトを取るであったり、その後の試合展開をより良くするための知識がマクロです。

 

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 細かな知識はのちに紹介しますが、基本的には他の高レートの方の講座を見たほうが確実です。

 では、私は何を皆様に伝えたいか。

 それは、知識を知識で終わらせないことです。

 

〇インプットとアウトプット

 こんな辺境のブログに来ていただいた方なら、少なからずいろいろなブログを見て、マクロを知識として蓄えていると思います。

 ただ、それを見て、知識として蓄えただけでうまくなった方はいますか?それでうまくなったなら幸いです。

 ですが、現実はそう簡単にいかない場合が多いですよね?

 私もそうでした。S5から始めて3年間ブロンズにいたころ、NAからやっていたころからでも、バロンベイトだったり、いろいろなマクロを知識として知っていました。

 ただ、それでもブロンズからは上がれませんでした。なぜでしょうか。

 それは、知識を知識として終わらせていると気づきました。

 どういうことかというと、マクロをインプットまではできるのですが、アウトプットできていない、ということがほとんどでした。

 意識はしているのに、うまくいかない。

 それは、ケースが違うからです。マクロ講座での状況がそっくりそのまま起こる確率はかなり低いです。なぜなら、10人という人間がいて、それぞれが違う動きをするからです。

 ただ、似たような状況は何度も起きます。それを、別の状況であると勘違いしてしまうからこそ、アウトプットができないのです。

 その結果、意識はしてるのにうまくいかない。こんな状況になってしまうのです。

 具体的な例を出します。

 

 MIDレーンで、アニーを使っているとします。対面フィズでお互いCSを取っている普段のレーンを想像してください。

 お互いCSを取ってたはずなのに、次のウェーブが来たのに対面フィズがいないです。

 この時あなたは、2種類の可能性を考えますよね。ロームに行った、またはリコールした。

 アニーとしては、ロームについていくと、アサシンされる可能性があるので基本的には、付いていけません。

 ならば選択肢として、フィズが取れるミニオンの数を減らそうと相手タワーに押し込んだり、マナがないのであればメイジミニオンを残してウェーブを固めるであったり、付いていかないなりの対処法があります。これがマクロです。

 ただ、ここからが色々なケースが存在します。

 BOTが2人とも瀕死でタワーダイブが得意なフィズであったらダブルキルされることだったり、危険pingを鳴らしてもBOTレーンが引いてくれないであったり、そのようなケースが存在します。

 では、その場合先ほどのミニオンに関するマクロは間違いなのでしょうか?

 たとえアニーも寄って3v3になったとしても、負けるのであれば寄らないが正解です。もしアニーが寄って勝てるor味方を救えるのであれば寄るのが理想です。もし寄ったら勝てるから寄る、という場合でもアサシンされる可能性だってあります。

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 当たり前のことかもしれませんが、これがケースバイケースなんです。このケースが毎回違うことから、マクロがアウトプットできていないという結果になるのです。

 これはおそらく経験を積むとしか言いようがないです。数値的に計算して勝つ負けるがわかるなら経験はあまりいらないかもしれませんが、それは理想論です。

 実際には、いろいろなパターンを経験して得られる知識であり、マクロ講座から得られるものではないです。

 インプットしたマクロをアウトプットする。得た知識を知識で終わらせない、というのは経験を積んで実践するしかないと思います。

 

 結局なにが言いたかったのかというと、マクロという知識を得ただけじゃうまくはなれないよ、実際にやってみて経験を積もう!ということです。


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